タツノオトシゴハウスがある
番所鼻自然公園
~ばんどころはなしぜんこうえん~

南九州市頴娃町の海岸に位置する番所鼻自然公園は、開聞岳と海と空が織り成す大スケールのパノラマに自然の岩礁が美しい曲線を描く、景勝観光地です。

かつて薩摩藩の番所(検問所)が置かれていたことから、このように呼ばれる様になりました。
江戸時代の番所は人やモノの流れをチェックする重要な役割を担っていましたので、番所があったということは交通の要所であった証。実はこの地は昔は船着場で、農産物や日用品を運ぶ船が頻繁に出入りしていた場所でした。
なお、一般的に「番所」=「ばんしょ」と呼びますが、当地は「ばんどころ」と呼びます。


絶景を実感しながら歩く旅
公園と釜蓋神社を結ぶ『シーホーウォーク』
をお楽しみください!

シーホーウォークの情報はこちらから  

景色がえい!縁起がえい!えい語(頴娃語)も学べる!
頴娃町を巡る おともに!

観光パンフレット『えい日和』 三つ折り 表裏面 PDF版(3.8MB) 

観光パンフレット『えい日和』 三つ折り 中面 PDF版(2.1MB)


薩摩富士こと開聞岳を望む 
伊能忠敬 絶賛の地



50歳にして測量技術の取得に目覚め、56歳より全国行脚を始めた伊能忠敬の測量の旅は全9回を数えますが、鹿児島薩摩半島沿岸を回ったのは68歳での8回目の旅。すでに全国を周り目が肥えていた伊能忠敬に「天下の絶景」と言わせた番所の景色は全国屈指といえるでしょう。



美しい海と開聞岳、夕日を眺めながらゆっくりとくつろげる展望スペースなど、絶景の地にふさわしい憩いの時間を過ごすことができます。



「伊能忠敬先生絶賛の地」という元内閣総理大臣の鳩山一郎が記した石碑が建っています。

竜宮城への入口?
自然が作った海の池を歩こう!

タツノオトシゴハウスから一望できる自然が作った海の池。
火山活動による柔らかい地層部分が海の浸食作用によって空洞化・陥没してできたものですが、ほぼ自然のままで海の中に池があるかの様なこうした地形は全国的にも珍しいものです。

池の周りは一部整備されていますので、波がひいている時はグルリと一周歩くことができます。
地元では「この池の中には竜宮城の入口がある」との言い伝えもあり、あなたにもお誘いがあるかも知れませんのでお気を付けあれ! 

タツノオトシゴ夫婦で祈願!
番所の鐘 竜のおとし子~吉鐘~
2010年にお目見えした新名所。 頴娃町の海にはタツノオトシゴが住んでいます。竜の容貌を持ち、夫婦仲が良く、オスが子供を身ごもるタツノオトシゴは「幸運、健康、恋愛成就&夫婦円満、子宝、安産」のシンボル。鐘を鳴らす回数で願い事をします。
一つ鳴らせば幸運、二つ鳴らせば健康、三つ鳴らせば・・・・。
さてあなたはいくつ鳴らしますか?



ハートの石碑は、幸運を呼ぶ仲良しタツノオトシゴ夫婦の「開(かい)と結(ゆい)」です。
「世界を開き、縁を結ぶ」のメッセージが込められています。
タツノオトシゴのメスがオスのお腹の袋に卵を産み渡す時にできるハートの形から、デザインされたものです。

いざタツノオトシゴハウスへ!


静かな林歩道を抜けるとタツノオトシゴハウスへ辿り着きます。

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